北韓スパイ団事件と「旺載山」 柳東烈 (2011.8.1) 国家情報院は北韓の対南工作部署である225局(旧対外連絡部)の指令で結成されたスパイ団の「旺載山事件」を捜査中だ。すでに5人を拘束し、スパイ団の残存勢力を一網打尽するため捜査中だ。 安保事件としての重要性に同意してエンバーゴー(Embargo、メディアがある時点まで関連内容を報道しないことを約束する用語)を守るため報道を自制した言論が聯合ニュースを筆頭に昨日の午後遅くからこの事件を報道している。 東亜日報など各メディアの報道内容に接した筆者は愕然とした。各言論が報道しているスパイ団の名称である「旺載山」に対する解説のためだった。 旺載山とは咸鏡北道穏城地方の村(里)の地名で、北韓では「旺載山会議」としてもっと知られている。北韓の公式文献によれば「旺載山会議」とは1933年3月11日、金日成が抗日遊撃隊部隊を率いて咸鏡北道穏城地方の旺載山に進出して招集したという「穏城地区地下革命組織責者および政治工作会議」をさす。この会議で、金日成が<武装闘争を国内へ拡大発展させるために>という演説を通じて、武装闘争を国内に拡大発展させることを強調し、反遊撃区の創設方針を提示したと主張する。北韓では重要な抗日革命の史跡として聖域化されている。 |