われわれはドイツの統一過程を注意して見る必要がある。ドイツが統一費用を多く費やした理由はポピュリズムの所為だった。世論に従って西ドイツの社会保障制度を東ドイツにそのまま適用したためだ。すでに統一後北韓住民に最低生計費を支給せねばならないという意見が聞こえる。われわれはドイツの統一過程を反面教師として同じ過ちを繰り返してはならない。ドイツはこういう過渡期を経たが統一後経済規模が着実に成長して今は世界貿易2位、貿易黒字1位などを占めて経済強国になった。 統一すれば韓国の人口は7500万人になる。これはドイツ(8000万)につづく規模で、英国(6000万)やフランス(6500万)より多い。国土面積も決して狭くない。国境を接する中国の東北三省には約1億3000万の人口が密集している。地政学的位置か「東北三省」は韓半島の統一後新しい経済活路が得られるようになり、1億3000万の人口は統一韓国と交易し、韓半島の顧客になり新しい市場になり得る。 今われわれが直面している安保現実に対して過度に心配する必要もなく、無責任に傍観してもならない。ただ、冷静に正確に現実を直視し未来を眺めねばならない。分断国家はいつかは分断が終わることになっている。今慣れている安楽に安住したら、結局分断は相続され経済的・軍事的分断維持費用は増えるだけだ。ドイツのように過渡期的な混乱は避けられないだろう。だが、国家の遠い未来を考える時、統一は必ず成遂げなければならない国家の最大課題だ。今やこれ以上われわれの安保現実から目を逸らしてはならない。経済は統一後完全に新しい次元へ跳躍できる。 何より、統一すれば国民の分断・葛藤・不安が消滅され、民族の自負心が蘇って国家的、個人的に才能と資質が向上され、政治、経済、科学、文化などあらゆる分野で成長し新生強大国として世界に光を放つはずだ。今の安保現実は統一韓国への町角であるだけだ。独裁体制の北韓に閉じ込められて生きている気の毒な北韓住民たちは切実に統一を望んでいる。北韓の人々を、共に統一韓国を成し遂げるべき協力者でありかつ同等な大韓民国の国民と見る時、われわれが今まで発見できなかった希望を見付けるはずだ。暗い現実の中でも未来の光が見られる人々が統一を成し遂げ、その実を味わうことになる。 www.freedomfighters.co.kr 2011.03.26 22:30 |