ノルウェーは石油輸出で世界5位、ガス輸出世界3位だ。国内総生産の約20%が石油からの収入だ。ノルウェーは石油収入金をよく管理する。石油収入を国民年金基金化したが、昨年の11月現在4550億ドルだ。アブダビ基金に次ぐ世界2位だ。これから10年内に1兆ドルに達し、結局は世界最大の基金になるはずだ。 ノルウェー人は、頭が良くて体力も良い人が勤勉で心も良い場合だ。石油収入がこの程度なら、サービス業に従事する人が多くなり1、2次産業は忌避することになるのに、ノルウェーはそうでない。ノルウェーは中国に続き世界第2位の海産物輸出国であり、世界6位の商船隊を持っている。良い暮らしをする民族が最初に捨てるのが水産や海運であるのに、ノルウェーは海を離れない。1000年前のバイキング時代から変わっていないものがあるなら彼らの海洋精神だ。 ノルウェーは深い渓谷が多いため全体電力の約98%を水力発電で充当する。だから石油をたくさん輸出できるのだ。上場された会社の株式の約30%を国家が保有する。石油、通信、銀行、アルミニウム産業は国営だ。 医療費は全額無料だ。出産休暇は父母の両方が得られ、期間は1年だ。この程度なら仕事をせず暮らそうとする人々が多いため失業率が高そうだが、この国は失業率がヨーロッパで最も低い 1~3%だ。ノルウェーは1人当りGDPが約10万ドルで、ルクセンブルグに続き世界2位だが、1人当り資産保有額は世界1位だ。分かりやすく言えば世界最高の金持ちたちという意味だ。昨年の初め、人口が二倍のスウェーデンよりGDPが多くなった。 1人当りのGDPだけでなく、生活の質、平和指数、自由指数、国家運営成績などほぼすべての国際統計でノルウェーは最上位圏だ。昨年米国のポーリーンポリシー誌が番付した「成功-失敗国家ランキング」でノルウェーは成功国家の1位だった。 こういうノルウェーが未だ国民皆兵制を維持する。常備軍は2万3千人、動員可能予備軍まで合わせれば8万3千人だ。服務期間は6~12ヶ月。NATO(北大西洋条約機構)の創設国でもある。 ノルウェーは物価が高い。米国より約30%高い。賃金は職種や男女間の差が非常に小さい。清掃夫、看護師、政府の高位官僚、大学教授の月給がほとんど同じだ。2008年全世界を攫った金融危機に全く影響を受けなかった唯一の国がノルウェーだ。人類歴史が出現させた最高の先進国がノルウェーであるわけだ。 こういう国に中国がどういう圧力を加えるのか?世界で最も人権を尊重する国に、世界で最も人権を無視する国がどういう顔で圧力を加えられるのか? 釜山市ほどの人口を持った国が政府基金だけで約5000億ドルを保有しているのに、中国がどういう経済的圧迫を加えられるのか?中国が日本を扱うようにノルウェーを扱ってはひどい目にあうだろう。ノルウェーを苛めるほど国際社会には中国が醜い国に映るはずだ。中国としては負けるゲームだ。 www.chogabje.com 2010-10-12 22:34 |