過大な推測はしない。しかし、執権側の一角には、「中国が北韓を完全に押さえる前にわれわれが手を打たねばならない」という式の論理を出して「李明博式の太陽」を主張する流れがあると聞いた。李明博大統領自身も、「業績主義」に未練を持って「在任中首脳会談を一度もやって見なかった大統領」になることは避けたい誘惑に駆られ兼ねない。 しかし、われわれが「陽光」を与えるとしても、中国と北韓の密着が疎くなるはずもなければ、レームダックを迎える李明博大統領と絶対君主の金正日の接触は、それ自体がこちらの政治的未練を表わすものと帰着される憂慮が十分ある。会うためには「会ってくれ」と言うために贈り物のリストを提示するはずであり、あちら(平壌)は居直って「これで充分だと思うのか?」と高姿勢に出るだろう。この過程で会談を成功させたい「切実さ」のため、「天安艦」は提起すら出来ないだろうし、そうなると結果的にこちらは「天安艦は北の仕業でない」という北の立場を事実上認める格好になるだろう。 金正日は、自分がいくら暴悪を振るっても李明博政府が「断固たる」正面対応ができないというこちらの事情をすでに読んでいる。韓米連合訓練はもちろん嫌だが、それでも強く臨むのが上策だと信じるだろう。それでこそ南の内部分裂と李明博政府のジレンマを極大化させられると信じるため、一言で彼は「押し通し続けろ」という手法で出ている。これに対して李明博政府は「適当に押される用意ができている」ということだろうか?大統領が直接答えて欲しい。 「大韓民国陣営」は、李明博政府の一貫性や所信を余り信じず、常に目覚めていなければならない。 柳根一の耽美主義クラブ http://cafe.daum.net/aestheticismclub 2010-08-11 11:49 |