上の記事は、中国の行動と韓国の驚きを加減なしで正確に伝えている。しかし、もっと正確に言えば、天安艦事件以後、中国の立場と態度が、以前と顕著に変わったことは何もない。韓国人らがよく知られなかった中国という国の本質(より一般的には国力が急激に成長しつつある全ての国々の本質)が天安艦以後、明確に認識され始めたということだけだ。 多くの人々が、中国が「大国らしくない行動をする」と話しているが、それも正しい話ではない。強大国らは弱小国と違って、隣国を脅かし、生意気で、えらぶって、戦争を挑発する確率が高い。そうでない強大国が歴史上あったのかを考えてみれば分かるはずだ。 韓国の高位外交官が、嘆息しながら「中国の外交行態は荒かった。修交後18年間築いた交易規模1400億ドル、韓・中の戦略的協力同伴者関係の実体が何だったのかを問い直すようになった」と話したのも、現実主義国際政治学で説明する韓中関係ではない。 韓中関係は、本質的には戦略的協力同伴者になり難い関係だ。統一を民族最高の課題と思って国家大戦略の基礎としている大韓民国と、韓半島の現状維持を対韓半島政策の第1原則としている中国が、どうして「戦略的」協力の同伴者になり得ると言えるのか? 大韓民国の大戦略目標である統一と国力増大は、ひとえに現状を「変更」することのみで出来るものであり、中国の対韓半島戦略はひたすら現状の「維持」を通じてできることだ。 18年間築いてきた交易が虚しいと言っているが、貿易の取引をたくさんやる国が平和を成遂げるという国際政治の理論も有名な理論ではあるが正しい理論ではない。貿易をたくさんやる国々が戦争ももっとやる。戦争とは利益の衝突の結果であるが、貿易の取引が多い国は利益が衝突する可能性もまた高いからだ。 ただ、中国の行動が一層生意気に見え、傍若無人に見える理由は、中国の強大国化の速度が非常に速いという点から由来する。特に、世界最強の強大国だった中国(1840年代以前の数世紀間、中国は名実共に世界最強だった!!)が、この100年間西欧列強らによって侮辱を受けたと思い、今過去の栄光を速い速度で回復しつつあると認識する中国人らの歪曲された民族主義や大国認識が、中国の行動を節制されなかったもののように見えるようにするが、中国の行動が強大国の標準的行動からそれほど外れたものではない。韓国の一部の人々が、特に反米主義者らが、中国は他の強大国とは違うはずだと誤った期待を持っていただけのことだ。 国家らは力を増強させようとし、増強された力を維持しようとし、その力を誇示しようとする。弱小国の時平和を愛した国々が、強大国になると平和を愛しない可能性が高くなる。強大国の時好戦的だった国々も、没落した後は好戦性が大幅減少する。結局、国家の行動は、その国が保有した国力(力)と関数関係にあるのだ。 われわれは、中国の国力増強がわれわれに有利な形で作動する部分だけを見ていた。中国の国力の増大は、韓国には運命的に否定的な暗い影を落とすしかない。このような難しい状況に対処する方案を講じることが、まさに戦略論の目的ではないだろうか? |