不幸にもこの予言は的中した。韓国は今、法治守護の責任者の法治守護意志放棄という前代未聞の危機を迎えた。民主党、民主労働党、従北-扇動勢力が、法治と真実の破壊に先頭に立ち、政府はこれに断固として対応できずにいる。一部の政府部署は、従北勢力の顔色を窺いながら愛国活動への弾圧に出ている。公務員による国家反逆の兆しが見え始める。これは大統領をカカシにすることだ。国民は法治崩壊の被害を実感しながら、このままでは体制崩壊に行くのではないか、南米のようになるのではないかという不安感を感じる。 金正日が李明博の中道路線を侮って起こした天安艦爆沈事態は、李大統領の幼稚な危機対応能力と報復力の不在を露呈してしまった。李大統領の中道路線は、内部の敵に対する膺懲力と外部の敵に対する報復意志を解体するのに成功した。つまり、自分を殺すのに成功したのだ。 最も大きな危機は、この危機を招いた中道路線をそれでも堅持するという大統領の宣言だ。 「中道実用」という単語は文法に合わない。「中道」は日和見主義であって実用ではないからだ。李大統領の側近たちは、保守の人々に「中道実用は、憲法秩序の守護を意味する」と知れた嘘をついてきた。辞典にもない解釈をしたのだ。文法に合わない言葉と文を使うと、思考の秩序が崩れて世の中のことがずれるようになる。李大統領の失敗は用語の混乱から出発した。言葉がひっくり返されれば世の中がひっくり返されるという教訓だ。 韓国の愛国勢力は李大統領に最後通牒を送る時だ。中道路線を廃棄し、中道論者らを整理しなければ、真実と憲法に基づいて行動に出ると通知する必要がある。不法と遵法の間での中道は、憲法違反行為だ。 一部の保守の人々は、従北-馬鹿騒ぎ勢力の挑戦の前で法治の原則を毎度放棄する彼に向かって「商売人、臆病者、裏切り者」と非難した。経済さえ上手く管理すれば大統領職を立派に遂行することになるという彼の暢気な考えは南太平洋のトンガ国なら通用するだろう。自由を護るためには、内外の敵に立向かって死生の決断で戦うほか無いのが祖国の現実だ。戦いたくなければ(外国へ)移民すれば良い。大韓民国の大統領は、体制守護に命を懸けたくなければ辞めねばならない。 ―――――― (関連記事):「中道路線を法治と安保に適用してはならない」 (趙甲済、2009年10月23日) 李明博大統領の「中道実用路線」は経済、社会、福祉政策には有効だが、法治、安保、国防、対北問題に適用されてはならない。法治と安保には中道が立つ場がない。法治と安保は、敵や悪を相手にする分野なので、中道は結局、敵や悪に肩を入れるか黙認することになる。政策においては中道が可能だが、道徳性と価値観に関わる問題では中道が割込めない。 李明博大統領が中道実用路線を標榜した前後の行跡を見ると、いくつか気になる点がある。 |