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地方選挙で敗北したのは保守でない!
~中道日和見主義の大統領とウェルビーイングのハンナラ党が負けたのだ。韓国には保守を自任する政党そのものがない~
趙甲済
(2010.6.3)

 

    李明博大統領は、投票を2日前にした5月31日、「わが政府の中道実用の基調には変わりがない」と話した。彼は、「天安事態を契機に、分断された国家状況の下で国家のアイデンティティを一層確立する必要がある」と言った。この言葉は中道的なものでなく保守的である。保守的な話と中道的な話を混ぜたため真実性がなくなった。保守を中道だと偽装するようでもあり、中道を保守的なものに美化するようでもあるが、一種の詐欺だ。

 

    李大統領の「中道維持」の発言を聞いた保守層有権者の相当数が裏切られたと吐露した。大統領の発言と同時に軍は対北風船(ビラ)送りや休戦線上の対北放送を保留することにして北韓政権の恐喝に屈する姿を見せた。

 

    「5.24演説」の国内政治的後続措置も無く、「太陽政策」に死刑宣告を言渡さなかったことは致命的な手落ちだった。大統領と与党は、天安艦を爆沈させた北韓政権とこれを庇護する民主党に対する国民的怒りを動員せず、偽善的平和論に逆攻を許した。これは理念対決を忌避してきた中道路線の必然の終着駅だった。

 

    その結果、昨日の地方選挙でハンナラ党は敗北した。到底負けられないゲームで負けたのだ。ハンナラ党の傲慢と堕落に伝染した保守勢力は、正義感と緊張感を失って支持層と憲法精神を同時に裏切った中道大統領とウェルビーイングのハンナラ党に背を向けたのである。今回の選挙で負けたのは保守でない。この政府は中道であり与党はウェルビーイングだ。保守を自任する政党は大韓民国にはない。負けたのは中道・日和見主義である。

 

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    参考:李大統領、「中道実用基調に変わりない」と強調

    「天安艦事態を契機に分断された状況の下、国家アイデンティティを一層確立する必要がある」-金・ポンチョル(独立新聞記者、bck07@hanmail.net)

 

    李明博大統領は5月31日、「わが政府の中道実用という基調には変わりがない」と釘を刺した。李大統領は青瓦台で首席秘書官会議を主宰し、「ややもすれば天安艦事態でわれわれの中道実用基調が揺らぐ印象を与えてはならない」と言い、このように話したと金恩慧代弁人が伝えた。

 

    これは政府の天安艦事態への強硬対応で、一部の野党や市民団体などが提起した李大統領の「中道実用放棄」主張を意識した発言と解釈される。青瓦台は、安保問題を左右の理念対決の素材として使わないという李大統領の原則を強調したものと説明した。

 

    李大統領は、「国際社会に原則とビジョンを提示しながらも国政運営の過程で中道実用政策が確固と維持されるように力を注がねばならない」と強調した。

    また、「天安艦事態を契機に分断された状況の下、国家のアイデンティティを一層確立する必要がある」、「われわれの青少年、次の世代の教育に対しても努力して欲しい」と頼んだ。

 

    www.chogabje.com 2010-06-03 00:55