アメリカの意図は何なのか? アメリカは、2012年に韓米連合軍司令部が解体されるまで、韓国で反米情緒が表出されないようにあらゆる努力を尽している。このためアメリカ人は心にもないお世辞を吐き出している。アメリカは2008年4月~8月の「米国産牛肉の輸入反対のロウソク乱動」を見て、韓国社会の反米情緒がどの程度なのかを確認した。韓国政府当局の優柔不断な対処も見た。 当時、バーシュボウ駐韓米大使(2005.10~2008.9)は、2008年12月5日ワシントンの韓米経済研究所が主催した講演会で、在任期間中発生した米国産牛肉の輸入を反対する韓国民の示威が「疑う余地もなく自身の外交官生活の中で最も奇異で当惑した経験だった」と回顧し、当時韓国民の反感ため自分と妻がほとんど自宅軟禁状態だったと話した。それでアメリカは韓米FTA(2007年合意)の再協商が難しいとみて推進を先送りしているのかも知れない。 それから、ベル駐韓米軍司令官(2006.2~2008.6)は、離任式(2008.6.3)で「韓国はアメリカの持続的かつ信頼できる友邦であり世界で最も近い友人」と言いながらも、「同盟は政府の公約によって持続できるものでなく、ただ国民の意志によって持続できる」と力説した後、下手な韓国語で「一緒に行きましょう」と提案することで辞任の挨拶を終えた。韓国に対する残念な思いをやわらかい言葉で表現したものだ。 そして、アメリカは「連合司令部」が解体されると正常な韓米軍事関係の維持が難しいと判断している。連合作戦をしないため有事の際アメリカが軍事的に支援する方法がない。韓米同盟の核心は軍事同盟だ。軍事同盟の核心は、韓米連合軍司令部と駐韓米軍だ。なのに、これが瓦解し弱まっている。 しかも、北韓が二回も核実験に成功して軍事的に核武器保有国になった。また、弾道ミサイルの大量発射(2009年,22発)を通じて能力を誇示した。金正日の健康の悪化、経済破綻、後継構図の不安定などで急変事態も憂慮される。連合司令部が解体される2012年は、韓米の政治日程や北韓の強盛大国建設などで韓国には最悪の安保状況だ。金泰栄国防部長官もこれを確認した。 |