現代コリア

TOP     日本     韓国(大韓民国)     北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)     その他     コラム一覧     佐藤勝巳     岡林弘志     五味洋治     田中明     会社紹介      

李明博政府の「社会統合委員会」は反国家団体と共助するのか?
~社会統合委員会の初仕事が「朝総連の主力課題」と一致するのが偶然なのか?~
wicks(趙甲済ドットコム在日会員)
(2010.2.3)

 

    昨年12月に出帆した大統領直属の「社会統合委員会」が初仕事として「北韓の山に植樹運動」を展開することにしたという記事を読んだ。韓国社会の「統合」が法治でなく政治的「左右合作」、いや「中道と左派の合作路線」を追求するということに呆れるが、なぜよりによって北韓に木を植える運動なのか理解できなかった。

 

    そうするうちに、「社会統合委員会」の高建委員長が東亜日報とインタビュー(2010.01.22)した記事を見た。高建委員長は、この植樹事業が社会統合委の理念分科委員長である羅鍾一又石大総長が文正仁延世大教授や少壮学者らと徹底に討論して下した結論だと背景を説明した。

 

    ところが、最近東京で平壌側の対日工作に関する資料を調べる途中、「朝鮮総連の2009年度事業総括と2010年度の主力課題に対して」という文書を見た。この文書は朝総連の内部資料として28ページもある詳細な資料で、非常に興味深い内容が多かった。その中で驚くべき内容があったので紹介する。同「文書」の12ページには2009年に収めた重要な成果を紹介する中で次のような記述が出る。

 

    (前略)…. ②総連は、祖国の科学技術と農業の発展と<<総連愛国林>>の造成をはじめ祖国建設に特色があるように寄与するための事業を根強く推進した。

 

    祖国を訪問した色々な代表団、訪問団の構成員らは、愛国真心をもって<<総連愛国林>>を訪ねて植樹事業をし、「北海道経済委員会」は黄海南道信川郡の白石協同農場の<<総連ジャガイモ試験田畑>>に対する支援事業を継続推進した….(以下省略)

 

    「植樹運動」は、「2010年度の主力課題」にも登場する。文書の28ページに、

 

    (前略)… ③総連と在日同胞たちは、不眠不休の現地指導強行軍を続けている敬愛する将軍様の崇高な思想意図を深く噛み締め、強盛大国建設の民族史的緯業に愛国衷情の痕跡を残すため特色のある形で寄与せよ。

 

    ‐総連は、平壌市の10万世帯の住居の建設をはじめ、主要対象の建設支援と、強盛朝鮮の首都・平壌に総連の特性に合う簡易食堂と売店らを設けて奉仕する事業に、各級機関や熱誠同胞らが積極的に参加するようにせよ。

 

    ‐また、同胞の商工人たちと科学者らの愛国的熱意と創意性を込めて<<総連愛国林>>造成事業をはじめ、強盛大国の建設を促す祖国の科学技術の発展や農業の発展、人民生活の向上に寄与するための事業を力強く展開し、祖国との合営・合作事業も積極的に推進せよ。(以下省略)

 

    社会統合委員会の初仕事が「朝総連の主力課題」と嘘のように一致するのが偶然なのか?

 

    又石大学校の羅鍾一総長は、駐日大使を終えて現職に就いたが、彼は駐日大使の時、反国家団体である韓統連系の人々と緊密に接触し、金大中政権以来「対北秘線」を獲得するため、朝総連などと接触するため東奔西走してきたと知られている。大学の総長になってからも、しょっちゅう日本を訪問していると在日同胞社会には知られている。

 

    文正仁教授も、自分が会いたければいつでも平壌側の要人に会えると大言壮語してきた人だ。「社会統合委員会」は、北韓に植樹を主張したその他の少壮学者らが誰なのかを明らかにして欲しい。

 

    www.chogabje.com  2010-02-01 18:04