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制裁①
連載22回目 米国の対北朝鮮経済制裁は有効か?

 

    経済制裁の四つのカテゴリー

 

    米国や日本、そして国連は、ミサイル発射や核実験を強行した北朝鮮に対し、数々の経済制裁を科している。この章では、対北朝鮮への経済制裁の歴史を振り返り、その有効性について考えてみたい。

 

    経済制裁とはそもそも何か。

 

    国際義務を履行しない国や国際法違反国に対して、財政・金融措置や、相手国の資産凍結、また通商貿易上の措置を講じ、義務を履行させることを指す。

 

    具体的には国際連合憲章第7章「平和に対する脅威、平和の破壊及び侵略行為に関する行動」に規定されている。41条は武力を伴わない制裁、42条は武力を伴う制裁を意味し、しばしば国連の場で、各国が綱引きを演じることになる。

 

    実際に課された制裁は四つのカテゴリーに分けられる。①経済的打撃を与える②対象国の政策変更を迫る③対象国に経済的損害を与える④自国の企業や貿易団体のため、利益を確保する。

 

    http://unic.or.jp/information/UN_charter_japanese/

 

    国際連盟や国連による制裁としては1935年、対イタリア制裁があげられる。

 

    その他、これらの国が経済制裁を受けている。

 

南アフリカ共和国(アパルトヘイトなど 1962~1991年)
イラン(イラン・イラク戦争時 1980~1988年)
アルゼンチン(フォークランド戦争時 1982年)
リビア(パンナム機爆破事件関与 1992~2003年9月)
イラク(イラン・イラク戦争、クウェート侵攻、大量破壊兵器保有疑惑 1980年~)
中華人民共和国(六四天安門事件での民主化運動の武力鎮圧 1989年)
アフガニスタン(アメリカ同時多発テロ事件を起こしたアルカーイダとの関係 2001年~)
スーダン(ダルフール紛争での非アラブ系住民の虐殺 1996年6月~2001年9月)

 

    http://ja.wikipedia.org/wiki/