現代コリア

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左派と外勢が推進した漢字の廃棄
~アジアで漢字の常用問題に最も賢明に対応したのは日本だ~
金正剛(社会評論家)
(2009.9.25)

 

    アジアの左派と西欧の勢力は、東アジアの固有な民族的伝統を粉砕するため漢字を抹殺しようとした。

 

    中国の左派の思想家の魯迅が、「漢字が滅びなければ中国が滅びる」とまで言ったのは、ほとんど左派的な伝統断絶の思想に起因する。中国で左派の無限文化革命を追求した毛沢東が、漢字使用を廃棄してアルファベットを応用した表音文字をもって代替しようと試みた揚句、簡字化で落着したが、ベトナムではベトナム人の民族意識を抹殺しようとしたフランスの植民主義者らの漢字廃棄策動が成功した。

 

    その結果、今日のベトナム人は、ベトナム最多宗教である仏教の寺院へ行ってもそこに書かれた漢字の扁額も読めず、祖先が作った美しい詩歌や仏経、儒学の古典も読めない。甚だしくはホーチミン=胡志明、シエトリクァン=釈智光、リインタン=連勝のような同胞や指導者の名前の意味も分からない。

 

    封建中国の衛星国の中で、中国の科挙制度を導入し、「小中華」を自任した国が越南と朝鮮だった。1882年、フランス軍隊がハノイを占領し、ベトナムの植民化に着手するや、フランスはベトナム知識人の伝統思想を根絶し、ベトナムを中国の影響から遊離させるため、当時ベトナム支配階級を除いた大部分のベトナム人が文盲であることをいいことに、誰でも簡単に分かる文字を普及すると離間・扇動して、漢字の廃棄とアルファベット専用を推進して成功した。

 

    アジアで漢字の常用問題に最も賢明に対応したのは日本だ。日本はアジアでは最も先進的に西欧化したにも拘らず、日本語の正確な使用と伝統の継承のためには漢字の使用が不可欠であることを深く自覚し、漢字と仮名を混用する一貫した文字政策を取って来た。主体を堅持する近代化だった和魂洋材の精神が文字政策でも結実を結んだのだ。

 

    仮名が文字として不完全だから日本が「カナ」と漢字を混用するという見解は愚かだ。日本の仮名は五十音図さえ分かればすべての日本語を表記でき、印刷体(カタカナ)と活字体(ひらがな)まで具備しておるが、アルファベットは字と発音が完全な一致をしないため、学習過程では別途の発音記号を必要とし、仮名は字と発音が一致する点を考慮すれば、仮名がアルファベットよりもむしろ優秀な文字であり得るのだ。

 

    それにも拘らず、2次大戦後、アメリカが占領軍を通じて「漢字の廃棄、仮名専用」を文字政策として推進しようとするや、漢字を失うことで伝統と断絶されて民族精神を失うことを禁忌視した日本は、当時の絶対権力だったアメリカに対抗して漢字を守るため、「仮名不完全論」を戦術的に展開した。

 

    自主性を護ることにおいては世界のどの民族よりも優る日本は、自らの固有の文字を、今も「真名(本物の文字)」に対する仮名(にせ物の文字)と呼んでいる。漢字を「真名」と看做す理由は、民族のイデオロギーの核心である伝統が、漢字の中に宿っているからだ。

 

    http://bbs1.agora.media.daum.net/gaia/do/debate/read?bbsId=D102&articleId=102329

www.chogabje.com

 

    2009-09-22 16:38