「民主の闘士」の金大中先生へ謹んでこの手紙を書きます 張真晟(脱北詩人) (2008.12.1) 金大中先生! 私は2004年に命一つだけで!その一つさえも脅かされながら韓国に来た脱北者です。この頃先生の健康はいかがですか?大統領を退任されてからも青瓦台だけを眺め、後任の大統領たちを次々に我慢されていらっしゃるから、一層心身が老いていらっしゃるでしょう。
北朝鮮では金正日に手紙を書くことが、イエス様に会うほど難しいですが、韓国では私の勝手ですね。先生は「民主化」活動をちょっとされたそうですね?その厳酷な独裁の下で生命を保存して戦ったのは本当にすごいです。 先生の労苦を思えば、朴正煕の独裁を憎むべきなのに、私は逆に本当に寛大な独裁だったな!と感心するのです。先生がもし北朝鮮で「民主!」と、この言葉を口に出したら、その時孫までの三代が滅族されたでしょう。ところで先生は(殺されず)息をしながら、「民主」という言葉だけで上がり続け、大統領にまでなったのではありませんか! 実は、私が金正日に忠誠して気が抜けていた時は、金大中という名前が本当に大衆的で気に入ったのです。特に、わが一族の中には、対南工作部署の高位職に就いている人がいたのですが、その方は完全に先生のファンでした。しかし、私はまもなくおかしくなりました。気がついて韓国にきてみると、「金大中」のこの三文字は、最も嫌いな韓国語になりました。 先生は太陽の光が非常に好きのようですね、私は月光がもっとすきなのに、、、。太陽の光は偽りまでを照らしてくれますが、月の光は柔順でも闇に勝つではありませんか。金正日は、先生の陽光で日光浴を楽しみながら、ワインを飲みましたが、北朝鮮の住民たちはその太陽の光にまた焼かれて死にました。いずれにせよ、金大中先生は手品師です。如何にして「陽光」をもってノーベル平和賞を受けることが思い付けたのですか? 私は今も昼間一所懸命仕事をしながらも、高が月給を期待するだけですが、、、 もっとも、韓国に対しては怒りを!北朝鮮には称賛を!と、このように祖国も分けて見ることができる優れた先生ではありませんか?ところがですね、これは本当に気になって伺うのですが、金大中先生は、今は「民主化運動」をお止めになりましたか?どうして金正日独裁が生きているのに、全く活動されないのですか?「三代の滅族」のため止められたのですか? 私が保証しますが、先生には(三代の滅族は)絶対関係ありません。先生もご存知のように、北朝鮮の住民300万人が餓死し、27万人が政治犯収容所に閉じ込められ、30万人が中国でさまよっており、今も飢え死にし、処刑されても、先生は絶対例外です。密かに北朝鮮労働党の党員証でも貰っているとすれば事情はちょっと変わることもあり得ますが、、、 隠密な話が出たついでに、先生に伝えたい秘密があるのですが、ハングルで公開の手紙を書きますから、国内では大丈夫ですが、外国に対しては本当に秘密です。金正日に送った5億ドルの話です。先生が最初に知ったその秘密です。 金正日、その悪い奴がこのように話しました。「金大中は、我々を裏切れないから、10億ドルを要求せよ!」と。わあ、金大中先生はお金も多いようですね。その不届きな金正日がそれをどのように全部知ったのでしょうか?「民主化運動」というのはそのように儲かる商売ですか? 金正日、あの詐欺師が嘘をついたのでしょう?そうでしょう?事実なら「民主の闘士」がなぜ独裁者を裏切れないのでしょう? 私はこのように金大中先生を信じたいですが、私の周りの友人たちはそうでありません。それで私が先生に助言を申し上げたいです。手紙まで書いたのに助言ぐらいはできるでしょう? 先生、もう北朝鮮の肩入れをしないで下さい。先生が大統領の時はそれなりに曖昧で「芸術的な境地」であったのに、この頃はあまりにも目立ちます。金正日が陽光を浴びられず、大いに苦しむのが李明博大統領のせいで、絶対に先生の責任ではありませんから。そのまま平和像のように静かにいて下さい。のどのトゲのようなYS(金泳三)が、色々先生の足を取るのも、先生があまりもがいているからそうするのです。何をそこまで気を揉みながら、お年寄りなのに焦っていらっしゃるのですか?「民主化運動」は今はお体でなさるつもりですか? そして、また助言したいことがありますが、先生が数日前、「民主連合」を構成し、現政権と戦わねばならない、と言われましたか?なぜそうされたのです?もちろん、先生は生涯を独裁と戦われたから、今や大韓民国の法、その尊厳までも敵に見えることも有り得ます。しかし、今現政権を独裁だと思われるとは、金正日もそこまでは惚けません。「6.15南北頂上会談」で仲間同士の約束をされたら、そのようなセンスも仲間同士が共有すべきでしょうね。 二重瞼の大統領をご存知でしょう?詐欺師の弟のことです。その人を御覧なさい。瞼を上手く巻き上げたお蔭で、(世の中の)保守的大勢を一瞥し、今は米を売って暮らしているではありませんか。先生もなすことがないと、せめて「ノーベル平和賞」でも売りなさい。どうせ他の人々が賞として認めもしないし、せめて、「金正日平和賞」ならいざ知らず、外国人のノーベルの賞でありませんか。 それから、唆すべき(相手の)子供たちも上手に選ぶべきで、いくら動員人力が足りなくても、なぜ、わざわざ民主党ですか。脱北者らを売国奴だと言って、その党の代表が金正日だという噂がたちまちぱっと広まったのに、いくら晩年だとは言っても正体は隠さなくてはいけないでしょう。民主の糞でカボチャを被り豚舎へまで踏み込むつもりですか? 今は金正日も新義州まで外出するほどになったそうですから、ご安心ください。先生が大統領の時は、空の陽光までとって北朝鮮に与えた度胸のように、大統領ではない時は、それらしく静かに過ごしなさい。それが先生にも国にも役立ちます。 最後に、お願いが一つあります。米国産の牛肉が値段が安くて買ってきましたが、狂牛病に罹るのかと気になって、珍島犬の子犬に与えました。ところが、その珍島犬がこの頃元気に成ってたまらないようです。金正日からのお土産の豊山犬の雄をまだ飼っておられるでしょう?どうせなら、ノーベル平和賞に「豊山(犬)毛の平和賞」まで受けられた先生の助けが欲しくてね。私が米国産牛肉で先生の犬の健康は保障しますから、その雄をちょっと借りましょう。独裁者の忠犬と、その独裁に反対する私の雄犬が戦えば、どちらが勝つのかが見たくてですね。
「脱北者」拝 www.chogabje.com 【2008-11-28 23:50】 |