チャーチルの「主敵論」 ~「もし、ヒトラーが地獄を攻めるなら、私は下院に出て悪魔をも好評する」~ 趙甲済 (2008.11.17) 1941年6月22日、ナチスドイツは不可侵条約を結んでいたソ連を侵攻した。300万の大軍が大平原に雪崩れ込んだ。ヨーロッパのほとんどがヒトラーの手中に入った状態で、唯一持ちこたえていた英国のチャーチル首相はその何日か前このような話をした。
「もし、ヒトラーが地獄を攻めるなら、私は下院に出て悪魔をも好評する。」 チャーチルは、主敵を悪魔よりもっと悪い存在として看做したのだ。徹底した反共主義者だったチャーチルは、ヒトラーがスターリンを攻撃するや直ちにソ連の支援に出た。ヒトラーのソ連侵攻が始まった日、チャーチルは放送演説を通じてこのように話した。 「われわれは、ヒトラーを破滅させ、ナチ政権のすべての跡を消します。我々は、この目標から絶対に外れません。われわれは敵と絶対に談判せず、ヒトラーや彼のギャング団とは絶対に協商しません。」 大韓民国と李明博政府の「主敵」は北朝鮮の労働党政権だ。まだ戦争中の相手だ(今は休戦中だ)。李大統領もチャーチルのように、北朝鮮労働党政権に反対するすべての国、あらゆる勢力をひとまず友好勢力として看做すべき義務がある。北朝鮮労働党政権は敵であり日本はわが方だ。したがって「北・日」という表現は間違いで、「日・北」が正しい。ここで「北」とは、北朝鮮の同胞を指すのではなく、北朝鮮政権を指すものだからだ。祖国の敵を、祖国の友好国より優待するわけにはいかない。 政治や戦争は、敵と味方を正確に見分けることから始めなければならない。敵と同志を分ける基準が、政治的価値観としての理念だ。だから、理念は最も大きな戦略だ。敵と同志を混同しないようにしてくれるから。 www.chogabje.com 【2008-11-15 12:15】 |