政権交替の意味に逆らった鄭淵珠 ~民心も、政権も捨てた鄭淵珠氏を護るのは「偽りのロウソク」しかない。 だが、その「ロウソク」も消えつつある~ 趙甲済 (2008.8.11) 大統領中心制の下で、政権が交替すれば旧政権の政治的任命者らは自ら退くのが常識で慣例であり礼儀だ。アメリカでも確立された慣習だ。韓国でもそのようにしてきた。金大中政権ができた時、鄭淵珠のように辞表の提出を拒んだ金泳三政府下の政治的任命職は一人もいなかった。 鄭淵珠ほど酷い政治的任命は他になかった。盧武鉉(当時)大統領は、経歴や人格的な面からKBSの社長として到底相応しくなかった彼を2度も任命した。左派政権に対する忠誠心が高く買われた人事だと言われた。 鄭淵珠氏が最小限の公人の倫理があるなら、彼は新政府が出帆する前に辞退すべきだった。彼は常識的な行動を取らず、左派的人間型の典型的な形態を見せ始めた。 1.KBSは李明博政府の出帆後も左傾的、反法治的、反政府的報道を続けた。愛国団体から「公共の敵」と呼ばれた。 2.鄭淵珠氏は監査院や検察の調査を拒否した。法を軽んじなければできない行動をした。 3.言論の独立を護るため粘ると宣言した。記者だった時は言論の自由を乱用して李会昌氏を非難し、KBSの社長として言論の独立を自ら破壊した者が言論の独立を云々したのだ。 李明博政府は、時間は掛かったものの、道理に従って法理によって鄭淵珠氏の解任手続きを取ってきた。常識人なら政府の措置を言論弾圧だと言えないだろう。韓国の言論の自由そのものが朝鮮・東亜日報などが戦って勝ち取ったもので、KBSやMBCは無賃乗車だ。 今日KBSの理事会が鄭淵珠社長の解任提案を決議した。任命権者の李明博大統領がこれを受け入れ彼を解任し後任を任命すれば良い。多くの国民は今日はじめて政権交替を実感したはずだ。 旧政権系列の勢力が鄭淵珠救出作戦をやるだろうが、彼は致命的過ちを犯した。幼稚な粘り作戦が彼の失敗だった。国民から同情を買うつもりが反感を買った。試験に受かるか選挙を通じて社長になったわけでない人が政権交替の慣例に挑戦した。人間の常識と倫理に挑戦したのだ。 民心も、政権も捨てた鄭淵珠氏を護るのは「偽りのロウソク」しかない。だが、そのロウソクも消えつつある。 www.chogabje.com 【2008-08-08 16:53】 |