現代コリア

TOP     日本     韓国(大韓民国)     北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)     その他     コラム一覧     佐藤勝巳     岡林弘志     五味洋治     田中明     会社紹介      

「金剛山軍部隊」の実体

金聖玟

(2008.8.6)

 

    わが政府の「金剛山観光客銃撃・殺害事件」に対する共同調査要求に沈黙していた北朝鮮側が、8月3日、「金剛山地区軍部隊」の代弁人の名の特別談話というのを発表して、「金剛山地区軍部隊」の実体に関心が集められている。

 

    いわゆる「金剛山観光地区」は、北朝鮮の江原道の高城郡と通川郡の一部地域に観光団地を造成したことからできた名称だ。ここには江原道高城郡の固城邑と温井里、城北里の一部地域、そして三日浦と海金剛地域、通川郡の一部地域が含まれる。

 

    故朴・ワンジャ氏が殺害された地域は、江原道高城郡の温井里の海岸で、人民軍の警備地域としては、1軍団1師団の衛守区域だ。ここで発生した事件に対する、いわゆる「特別談話」が「金剛山地区軍部隊」代弁人の名で出されたから、少なくとも軍団級の代弁人談話だと勘違いしやすいはずだ。

 

    だが、北朝鮮の社会科学出版社が発刊した「朝鮮語大辞典」によると、「区分隊」は、「大隊(海軍では編隊)およびその下の単位を指す言葉」であり、その上位の組織である「部隊」は、「軍隊組織で独立的な体制を整えた単位。独自の軍事行政的、経理的単位として連隊かこれと同等の機能を遂行する単位」と明記されている。

 

    それでは、「軍部隊」とは何だろうか?「隊呼や軍旗を持っている軍事組織の単位」として、独立任務を遂行している大隊や連隊、あるいは師団であることもあるということだ。まさに、韓国や国際社会に対する愚弄である。

 

 

金聖玟 : 自由北韓放送局長

救国祈祷

www.korea318.com 【2008-08-05】