現代コリア

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二回目に見たクロッシン

~盧武鉉は平壌の「人民宮殿」を訪問し

  「人民の幸福が出る人民主権の殿堂」という文を残した~

金成昱

(2008.7.25)


    二番目に見た「クロッシン」、地獄の様子は一層鮮明だった。

 

    車仁杓の息子として出るジュニは、駅の前の巨大な金日成肖像画の下で乞食をする。骨だけが残ったコッチェビらは食べ残した食物でかろうじて延命する。「永生不滅」の首領が残した地上の楽園はそのように生き地獄になって久しい。

 

    辺境の拘留場は存在できるあらゆる邪悪の集結所だ。臨月の姙婦の腹を軍靴で踏みにじる強制落胎から、何も言えず銃床で殴られ絶命する脱北者たちが登場する。ジュニの「ネズミの皮」の治療の効果もなく、幼なじみのミソンはウジが沸くおできで死んでいく。

 

    文を通じて読み、言葉で聞いた所だ。だが、目で見たそこは最もおぞましい地獄の様子だ。脱北者を臨時に入れる拘留場があの程度なら、政治犯収容所や、その果てにある「完全統制区域」はまたどんな様子なのか?そこで死んでいった数百万の罪のない政治犯は、どれほどくやしい血を吐いたのだろうか?

 

    盧武鉉は去年の10月、平壌の「人民宮殿」を訪問し、「人民の幸福が出る人民主権の殿堂」という文を残した。同族を数百万も飢え死にさせ、凍死させ、打ち殺した殺人魔の巣窟で、「幸福」と「主権」を借りて「呪い」を刻印した。韓国にこのような者らが溢れているという事実は現実を苦しくする。

 

    私たち皆痛みがあり、困難がある。それで同族の傷や傷みを見てどうしようもなく苦しんでいる。良心が麻痺した世代、闇に魂を売った者らが、この世の権力を取り振る舞うが、同族に対する救援を止めることはできない。

 

    「主なるわたしは正義をもってあなたを召した。わたしはあなたの手をとり、あなたを守った。わたしはあなたを民の契約とし、もろもろの国びとの光として与え、盲人の目を開き、囚人を地下の獄屋から出し、暗きに座する者を獄屋から出させる。」(イザヤ書42章6~7節)

 

    怨讐、大敵、悪者らが今でも私の肉を食い荒らそうと吼えて、患乱が荒くやってくるが、彼らを救わなければならない。彼らが泣いている。義人を求め、天に向けて泣き叫ぶ。

 

 

www.chogabje.com 【2008-07-22 23:37】