南北の体制競争は、共産独裁の終末をもって決着する ~「北核の廃棄」といわゆる「平和体制の構築」の連係は詐欺劇だ~ 金成昱 (2008.7.22) 統一研究院の全星勲先任研究員は、7月18日のセミナーで、「北核の廃棄」と関連して主張されるいわゆる「平和体制の構築」に対してこのように厳しく批判した。 南・北間の対決と軍事的緊張の根本原因は、自由民主主義体制と共産主義独裁体制の間の体制競争であり、この体制競争が持続する限り、いくら立派な平和体制が構築されても、軍事的緊張と対決意識は消えることができない。 水と火の関係に喩えられる、自由民主主義と共産主義の体制競争は、後者の終末を通してのみ解決されたということが歴史が私たちに示す明らかな教訓だ。 明快な指摘である。「北核の廃棄」と、いわゆる「平和体制の構築」を連繋させるのは詐欺劇だ。 「北核の廃棄」が政治的協商を通じてなされるはずもないだけでなく、いわゆる「平和体制の構築」も、米軍撤収以後の対南赤化(統一)のための道具にすぎない。早速「6者会談」で北核の廃棄という焦点をぼかし、この会談を北朝鮮の政治宣伝場に変質させる手段になる。 全先任研究員は、「核の廃棄をエサにした北朝鮮の平和協定の攻勢を遮断しなければならない」、「2007年7月13日、北朝鮮軍の板門店代表部のスポークスマンが、外国軍隊の撤収をはじめとする韓半島の平和問題を議論するため、北・米・国連の3者会談を提案する談話を発表した事例」を挙げた。 「北朝鮮の核問題の解決のため、不完全な停戦体制を新しい平和体制に変えるべきだという論理は、核問題の根本原因が停戦体制を支える駐韓米軍と韓米同盟のためだ、という北朝鮮側の主張に肩を持つのと同様である」という指摘だ。 明確な真実の前に、未だ「北核の廃棄」だの「平和体制」だのを云々する「北韓学学者」たちを見ると怒りが込み上げる。 www.chogabje.com 【2008-07-22 01:42】 |