現代コリア

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政権が真実を護れないから正義(法治)や自由も破壊される
趙甲済

(2008.5.27)

 

    英国の元首相のマーガレット・サッチャー女史は、冷戦が自由陣営の勝利で終わったことの意味を、「真実、正義、自由が勝ったこと」と要約した。真実・正義・自由は三位一体だ。一つが崩れれば他のものも弱くなり、続いて崩壊する。その現象を今韓国で目睹している。

 

    李明博政府は、KBSとMBCおよび親北左翼らの狂牛病関連の「偽りの扇動」から国民を保護する措置を取らなかった(下の記事参照)。被害者である李大統領は、自分が罪人でもあるように謝罪声明のみを発表し、加害者であるKBSやMBCの悪辣な扇動に対しては一言も指摘しなかった。反駁されない嘘は真実に見なされることが政治の現実だ。多くの国民が嘘に騙され、米国産の牛肉は危険だという認識を持つようになった。李明博政府は、扇動勢力と理念対決を回避したことで真実を失ったのだ。

 

    何日か前から、夜間の「ロウソク示威」隊が街頭に出て不法示威を行った。左派メディアと扇動に騙されてしまった世論が、この不法示威隊を支持する。示威隊も民主闘争をする気持ちでノコノコと法を破っている。政府が彼らの正体である「偽り」を暴くことに失敗したため、不義の勢力が正義を自任するようになった。正義を盗まれたため、法秩序を護り難くなった。正義に支えられない法は、既得権層の暴力手段という批判を受ける。真実が崩れると正義(法治)も崩れ自由も侵害された。不法示威隊が通りの真中に進出したため、昨日も多くの市民は通行の自由を毀損された。

 

    李明博政府が、「扇動放送」から真実を護れなかったために、正義や自由も破壊されている。これがさらに悪化すれば私有財産も奪われるかも知れない。「財産」とは自由の経済的表現だ。

 

 

放送の狂牛病扇動報道に対する政府の対応が深刻なレベルだ

金成昱


    担当部署である農林水産食品部は、4月29日のMBC放送の「PD手帳」の「狂牛病第1弾」に対して法的対応方針を明らかにしただけ、視聴率が8.8%も高かった5月13日のPD手帳の2弾や、狂牛病扇動の震央に該当する、4月30日のMBCニュースデスクに対しては何の対策も講ぜずにいる。

 

    4月30日のMBC報道と関連して食品部の狂牛病担当者は、記者との電話通話で、「この報道に対して特別な措置を取る計画がない」、「放送報道に対して一々対応することは困る」と言った。

 

    また、他の担当者は、「農林水産食品部は、その時その時、状況を見ながら反駁と解明をしている」といい、「しかし、PD手帳の第1弾に没入したので、4月30日の報道には対応できず、現在は対応する計画はない」と言った。

 

    記者は彼らに、4月30日のMBC報道の歪曲・誇張報道の事例を説明してから、政府の対応の必要性を強調したが、担当者らは特別な反応を見せなかった。

 

    食品部は、5月13日の「PD手帳の第2弾」に対しても、今のところ対応していない。記者は報道の直後、食品部の担当者らに電話をかけて、歪曲・誇張された報道の内容を具体的に説明したが、「放送を見なかった」と回避するか、「なぜそんなことを言うのか」と神経質的な反応を見せていた。

 

 

www.chogabje.com 【2008-05-26 17:34】