現代コリア

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李明博の総選後の1ヶ月、天堂から地獄の入り口まで
~こうすれば支持率が三倍に上がる!!~

趙甲済

(2008.5.12)

 

    国民が国会から親北勢力をほとんど整理してあげた総選からちょうど一ヶ月になる日だ。李明博大統領とハンナラ党はここ一月の間、天堂から地獄の入り口まで墜落した。なぜこういう急転直下が起きたのか。

 

    李大統領が総選(の結果)の民意を歪曲し尊重しなかった。総選で示された民意は、「私たちが投票で親北勢力を青瓦台湾やと国会から追い出してあげたから、政府は堂々と公権力を行使して社会の至る所に根をおろした反憲法勢力を整理、国家を正常化し対北政策と経済政策を所信のとおり推進せよ!」であった。

 

    李大統領は、総選挙の歴史的意味を有難く受け止めず、密室での公認を主導した「親李」の腹心たちが選挙を通じて除去されたことに恨みを抱いているように行動した。国民は、総選挙の結果に対して祭りの雰囲気に染まったのに、李大統領はハンナラ党の落選者たちだけを青瓦台に招いて慰め、「親朴」(朴槿恵系)当選者らの復党を拒否した。歴史的な総選挙の結果を、党派的利害関係の中で縮小してしまった。転がり込んだ福を蹴ってしまった。

 

    「親北清算」による国家正常化は、保守勢力が大同団結しないと不可能だ。団結してこそ力が出る。李明博大統領は、韓国の保守勢力の首長として朴槿恵勢力を包容し、李会昌の自由先進党とは協力関係を結ぶべきだ。李大統領はここ一月間、保守分裂の構図を深めた。分裂すれば必ず外侵をもたらし崩れる。

 

    韓国の「親北清算」は、左派政権の扇動の指令塔だったKBSやMBCの改革なしでは不可能だ。李政府は、KBSとMBCを報道機関と見なし尊重する態度を取った。「扇動機関」を報道機関として待遇するから、甘く見られたのだ。

 

    問題になれない米国産牛肉の輸入の許容に対し、MBCやKBS、親北勢力が結集して扇動をやるから、李明博大統領に対して背信感を感じていた相当数の保守層は「様を見ろ」という態度を見せた。李大統領の支持率が30%台に落ちたのは、保守層、特に朴槿恵支持者らが大挙して離脱したためだ。彼らが李大統領に対して感じた感情は裏切りだった。

 

    李大統領の最も大きな失敗は、「理念なき実用路線」の公開的闡明だった。そうでなくても、反左派の闘志が弱いハンナラ党や公務員たちは、「理念の時代は終わった」という繰り返される李大統領の話を、「親北勢力とも仲良くせよ! 愛国行動勢力は遠ざけろ」という意味に解釈した。李大統領は、去る10年間左翼らと闘争した愛国勢力を忌避した。参謀陣は理念もなく、概念もない、日和見主義者らで揃えた。「親北清算」をするためには、「痩せたオオカミ」になるべきなのに、「太った豚」のような組織になってしまった。今回、李明博政府が「痩せたオオカミ」のような左翼らの攻勢に直面して食われなかったのは、朝鮮・東亜・中央日報と、良心的な愛国勢力の奮闘のおかげだった。日和見主義者らは、李明博大統領が窮地に追われるや、彼のために戦おうともせず、見物ばかりした。

 

    あまりも早く来た人気の暴落は、李明博大統領に薬になり得る。「古臭い理念を捨てろ」という言葉は、保守層に向かってでなく、左翼らに向かって言うべきだ。「親朴」の当選者らを全員復党させなばならない。空中波を掌握して日常的に扇動を行いながら国家に対抗しているKBSやMBCを、解体のレベルで改革し再構成しなければならない。周辺に戦いができる人々を配置せねばならない。法秩序の回復のための公権力の使用を躊躇してはいけない。親北団体に対する国庫の支援を中断させねばならない。反国家的仕事ばかりやる委員会を解体しなければならない。朴正煕と李承晩の記念館を大きく建て、「8.15」を建国節に変え、ソウル市の真ん中に「民族の恩人」である李承晩-朴正煕-トルーマンの銅像を建てなければならない。このような親北清算-大韓民国を正しく立て直すことは、5年間続けてやらねばならない。

 

    李大統領は、親北清算を通じての国家正常化を国政の目標として設定し、それに伴なう所信とビジョンを公開的に闡明して、政府の組織全体に方向感覚を与えるべきだ。工作次元でやる仕事ではなく、堂々と公開的に国民を説得して法に基づいてしなければならない理由は、国民の支持と同意があってこそ成功できるからだ。民主主義の力で反憲法勢力を終わらせなければならない。

 

    「狂牛病騒動」と支持率の暴落で、李明博大統領は、生まれ変われる最後のチャンスを得た。「左派の宿主」の金泳三の道を拒否し、「冷戦の勝利」を導いたレーガンの道を歩むべきだ。大韓民国の正統性を守護する憲法的責任を深く認識し、「親北清算」を時代の使命として受け容れ自らを浄化しなければならない。英語よりは国語をまともに磨き、保守層が書店を奪還して教養人として生まれるように誘導する。そのようにさえすれば、彼の支持率は三倍に上がるだろう。問題は、歴史の荷を回避するのか背負うのかの選択である。

 

 

www.chogabje.com 【2008-05-09 08:47】