李在五の「(ハンナラ党の)比例代表候補の40%を湖南出身で当てよう」という主張を糾す ~彼は湖南(全羅道)の肩を持つふりをするが、精製されていない「地域性」発言のため、 非湖南の人々の情緒を刺激し、むしろ反湖南の感情を悪化させる恐れがある~ 趙甲済 (2008.3.24) 聯合ニュースによれば、李明博大統領の最側近のハンナラ党の李在五(イ・ジェオ)議員は、3月21日、総選挙(4月9日)の比例代表候補の公認と関連し、「今回だけは、疎外された湖南地域から党の比例代表の当選圏に、湖南出身の候補を40%以上当てるべきだ」と言ったそうだ。彼は、「今回のだけは、ハンナラ党が湖南を抱きしめなければならない」と繰り返し強調したという。 国家にとって大事な職能分野の人々を国会に参加させるために設けた比例代表制を、地域按配に利用するという発想が驚くべきだ。大韓民国の憲法は、国会議員は国家利益を優先し良心に従って活動すべし、と強制している。国会議員を選定する基準もその人の愛国心や良心が中心になるべきで、地域性、宗教、階層を考慮してはいけないという警告でもある。 李在五氏は、湖南を疎外地域だと看做す。1998年金大中政権が登場した以後、「湖南人」は疎外から抜けでた。2003年以後の5年間の盧武鉉政権の下でも、湖南人が疎外されたという話はなかった。去る10年間、湖南人は疎外されなかった。「湖南地域」が疎外された、という話に対しても検証を要する。湖南人が疎外されなかったのに、湖南地域が疎外されたとすると、これは政治的差別に起因するものではない。経済的・地理的要因によるもの、と見なければならない。こういう「差別」は、湖南出身候補を40%以上比例代表として推薦して解決される性質でない。 (戸籍の)「原籍」者を基準とすれば湖南出身は全体人口の約25%である。李在五議員はこの人口比率よりはるかに高い40%以上の湖南への配分を主張する。残りの60%を済州・忠清・慶尚道・江原道・ソウル・京畿道・北韓出身が分け合わなければならない理由は何か。 李在五議員は湖南の肩を持つふりをするが、濾過されていない「地域性」発言で、非湖南の人々の情緒を刺激し、むしろ反湖南感情を悪化させる恐れがある。韓国の政治家たちは宗教、地域、階層のことを語る時は、言葉を慎重に選択しなければならない。
ハンナラ党が湖南地域の支持を得たいと思うなら、地域区の選挙で堂々と得票努力をすべきで、比例代表制を便法として悪用してはいけない。李在五議員が自分の地方区に住む湖南出身者の票を貰うためにそのような話をしたとすれば、これは選挙制度を私益のために悪用するものだ。 www.chogabje.com 【2008-03-22, 00:20】 |