「国家」の代わりに「政権」に尽くした機関は滅びないと ~国家機関が国家を裏切り、国民をどん底に追い込む政権に盲従する国は滅びる~ 趙栄煥 (2008.1.4) 国家の憲法と国民の意志に仕える国家機関は繁盛するが、一介の政権に盲従する紅衛兵のような機関が廃止される現象は、自由民主国家の法治が生きているという証拠である。 盧武鉉左派政権の紅衛兵の役割をした国政広報処を、分解し、他の政府部處の広報パートに分散させると暫定結論を出したと、李明博政権の引き受け委員会が発表した。広報処所属の公務員たちはこれから他の部署へと分散配置され、国政広報処は事実上廃止されるとことである。 1月3日、政権引き受け委員会の李東官スポークスマンは、弘報處(広報処)の業務報告の後、「国政広報処の廃止は当選者の公約(政策)」だと釘をさし、言論人らから言論統制の元凶として指目されてきた国政広報処は死刑宣告を受けた。そして国政広報処が廃止した政府部處のブリーフィングルームや記者室は原状回復される可能性が高かくなった。政権交替により、左派政権が肥大にした部處(省庁)は死に、左派政権が殺した記者室は蘇った。
国政広報処を殺した金蒼浩処長は責任も負わず海外へ「逃避」し、自分だけうまく生き残るだろう。言論の自由に「五寸釘を打った」金蒼浩国政広報処長は、歴史的評価を受けるといった大言壮語を後に李明博政権の誕生と共に、交換教授の資格で海外へ出る準備までしておいたという。外国で熱心に勉強した予備学者らが国内大学で教えることが出来ず、左派勢力に親和的である者らが大学を掌握する時代、金蒼浩は明知大學に巣を作り、若者たちを左偏向の方へ導いて行った。左派勢力の10年執権期間に大学には左傾化した教授たちがあまりにも多く入り、学生たちの世界観を混迷させた。記者を敵対視した左派知識人の金蒼浩は自ら国政広報処を廃棄させた張本人として烙印されるだろう。
盧武鉉左派政権の治下で、国家と政権の関係が分からなかったか、誤解して国家機関を殺した者は国政広報処長の金蒼浩だけでない。鄭渕珠KBS放送社長も、大韓民国と盧武鉉政権の間の主従関係を無視し、公営放送であるKBSを御用機関へと墜落させた張本人になった。盧武鉉大統領の特別な恩寵を受け、ハンナラ党と保守陣営の激しい抗議にも、鄭渕珠はKBS社長に再任され、生き残ったが、彼の再任期間に、KBSは左派政権の紅衛兵役割や反国家的機関に転落してしまった。KBSを左派勢力の扇動部隊にして国民的非難を受けた鄭渕珠が、政権が変るや「KBSは傲慢な権力に向かって批判しなければならない」と声を出したが、KBSの公正放送労組から「支配権力のためにKBSを偏頗放送にした張本人が、権力を批判しろと促すのは理不尽だ」という反発をかった。国家と国民を無視し、盧武鉉政権に盲従した鄭渕珠の間違った運営方針の代価はKBSが受けることになった。
執権左派勢力にあまりにも密着してきた鄭渕珠社長は、KBSの地位を左派政権の紅衛兵部隊にした当事者として指目され、KBSは国民的非難の中、換骨奪胎の変身をしなければならない運命になった。公営放送が国家と国民に仕えず、一介の政権の紅衛兵に転落した場合にどれほどの高い代価を払うのかは遠からず多分KBSが最もよく証明するだろう。公営(国営)放送は憲法と国民の命令を尊重し、自由大韓民国の民主主義と自由市場経済を守護し、繁盛させなければならなかったのに、鄭渕珠のKBSは大韓民国の憲法と国民を害する扇動機関に転落した。盧武鉉左派政権の紅衛兵になって反韓・親北的放送をむやみに送りだした鄭渕珠のKBSは、今や国民的審判を待っている。国家と政権の主従関係を分からない機関長が就くとその機関は簡単に滅びる。
いま李明博政権は大韓民国の正常化のため、憲法と国民の意志に奉仕しなかった機関を整理しなければならない。悪辣に反逆を行った李在禎の統一部も、存廃に準ずる改革をしなければならず、変形された左派理念を韓国社会に具現した女性部と保健福祉部も存廃に準ずる改革を求められている。国防部と外交部は北朝鮮でなく韓国のために奉仕するように体質改善をしなければならない。韓国の情報機関なのか北朝鮮の情報機関なのか区別できない国家情報院も改革を強要され、左派理念を教育過程にしみこませ、絶対平等の古い教育哲学を強いた教育部も存廃に準ずる体質改善をしなければならない運命を迎えた。大韓民国の自由民主理念と国利民福に奉仕せず、一介の政権の統治手段として転落した国家機関や政府の部處(省庁)は、いま正常な政府の登場で存廃の危機に直面したわけだ。政府機関が憲法と国民に仕えないと、存廃の危機に直面するという学習効果を今国政広報処、教育部、統一部、女性部、保健福祉部が見せてくれる。
これからどの政府の部處(省庁)でも国家の機関でも、過ぎ行く一介の政権に盲従するのでなく、憲法と国民に仕えてこそ長く繁盛することができるという教訓を今私たちが受けている。盧武鉉左派政権が急造した国家機関や関連団体らはすべて整理し、国家に忠誠をつくさず、一介の左派政権の紅衛兵になった御用機関は必ず消えるという教訓を子孫に残さなければならない。盧武鉉左派政権が作った御用委員会らも全て無くすか、改革しなければならない。国家機関と政府の部處(省庁)は一介の政権の命令を越え、憲法と国民の命令に服従し忠誠をつくさなければならないという原則を今回確立しなければならない。憲法と国民の世論(意思)を無視して反国家、反国民、反憲法的な行政や行動をとった部處(省庁)や官僚は退出されるという点を今回の李明博政権が確かに見せなければならない。一介の政権の限界と誤りを批判的に見ることができる視野と度胸のある国家機関だけが、韓国で栄えるようにしてこそ、大韓民国は成熟した自由民主国家になる。
国家機関が国を裏切り、国民をどん底に落とす政権に盲従する国は滅びる。国家機関は、召し使いとしてしばらく通り過ぎる政権と歩調を合わせ、憲法と法律に従い国と国民に奉仕する機関である。その国家の機関と政府部處(省庁)が、国家と国民に有害な利敵行為や反逆行為をすると、必ず憲法と国民の命令により廃棄されなければならない。憲法と国民の前で、正当な国家の命令だけが国家機関と政府部處(省庁)において尊重される風土が定着してこそ、正常で成熟した自由民主国家になるはずだ。
盧武鉉左派政権の反逆的で亡国的な行政命令は、国家機関や国家公務員によって拒否されてはじめて、大韓民国が正常な自由民主国家である。なのに、大半の国防や安保関連の公職者たちは盧武鉉政権の反逆行為に沈黙した。国政広報処の記者室統廃合や、KBS放送の親北・反韓的プログラムと、統一部の多くの対北政策は、その機関に従事する公職者たちによって拒否されるべきだった。自由大韓民国は、すべての政権の上に存在する、という厳格な原則を公職者が守らなければならない。今回の李明博政権においても、憲法と国民の意志を無視した政策が強行されると、担当の公職者たちが、国民よりも先に反発しなければならない。公職者は自分の機関が、政権を超え国と国民に奉仕しているかをリアルタイムで監視監督しなければならない。
国家や憲法が命令するところを無視する反国家的政権に忠誠をつくした機関と公職者は、国家の正常化と憲法精神の再確立が断行される時に退出(退場)される危険を甘受しなければならない。国家機関と公職者は、しばらく過ぎ行く政権を通じ国の命令を受け、業務を遂行する。「政権は、国家や憲法の命令を公職者に伝達する手段であり、媒体であるだけという原則」を公職者は肝に銘じ、常に永久的な国家や憲法を、一時的な政権より尊重する民主意識と法治精神を持たなければならない。それでこそ公職の遂行が正当で公職者の寿命が長くなる。誤った国家観や民主意識や憲法精神を持った、KBS放送、MBC放送、国政広報処、統一部、教育部、福祉部など機関の首長たちは、自らの部處(省庁)や機関を殺したのだ。国と国民に正しく使えなかった政権とその政権の紅衛兵らを退出させることが、憲法や国民の力が生き機能する自由民主的法治国家を正常化させる第一歩ではないか。
趙栄煥編集者:http://allinkorea.net |